ダイエットといえば食事?運動?いやいや睡眠も重要!
多忙なスケジュールや情報過多のために、睡眠不足に陥ることが少なくありません。しかし、この睡眠不足が体重増加にもつながることが最近の研究でわかってきました。
今回は、睡眠不足が肥満を引き起こす原因やメカニズムについて解説します。成長ホルモンと肥満の関係を考え、深い眠りがもたらす効果について説明します。また、深い眠りだけでなく朝方の浅い眠りやレム睡眠も肥満に関係していることについても説明します。ダイエットをしようとしている方は、食事、運動だけでなく、睡眠もしっかり整えてみてください。
成長ホルモンはダイエットにとっても良い!
成長ホルモンは、脂肪をしっかりと燃焼してくれたり、筋肉量の増強をしてくれたりとダイエットには欠かせません。この成長ホルモンは、深い眠りが得られたときにしっかりと分泌されます。寝る前に入浴やストレッチをすると、深部体温が上昇するため、その後体温が急降下しやすくなり、そのタイミングで眠りにつくと深い眠りが得られやすくなります。下記の記事も併せてお読みください。
成長ホルモンと睡眠不足の関連性についての研究によると、適した睡眠時間をとっている場合、肥満率が低いという結果が出ています。
浅い眠りとレム睡眠も重要
深い眠りだけでなく浅い眠りとレム睡眠も重要です。浅い眠りとレム睡眠が増えると、血糖値を調節するホルモンであるインスリンを分泌する力が高まったり、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの濃度を低下させたりと、代謝やストレスに対する反応を調整するのに役立ちます。このようにメンタルやダイエット、健康に役立つことが分かっています。
寝室の明かりも肥満に関係する?!
夜豆電球ほどの明かりをつけて寝ている場合と、真っ暗で寝ている場合とで比較したところ、前者の方が肥満の割合が1.9倍も高いという研究報告があります。眠るときは電気は消灯することをおすすめします。どうしても豆電球をつけないと眠れない場合は、天井の明かりではなく直接目に刺激が届きずらいフットライト等がおすすめです。
健康的な生活を送るため、より良い睡眠を
睡眠時間が短い場合、浅い睡眠やレム睡眠が削られます。深い睡眠は大切ですが、浅い睡眠やレム睡眠も、メンタルやダイエット、健康に欠かせません。つまり、適切な睡眠時間を確保することが大切。
私たちの多くは十分な睡眠時間を確保できていません。もしあなたが十分な睡眠をとれないと悩んでいるなら、工夫できることはたくさんあります。
寝る前にカフェインやアルコールなどを摂取していませんか?休前日は夜更かししていませんか?寝る前にスマホみていませんか?
少しの工夫が睡眠の質を高めることにつながります。
さいごに
質の高い睡眠を十分にとることは、太りずらい体を作ります。さらに生活全般の健康維持など、さまざまなメリットがあります。より良い睡眠で健康的なライフスタイルを目指しましょう。
以上、睡眠とダイエットについてまとめました。Thank you♡